飲んだくれ@西成
大阪市西成区の萩之茶屋付近、いわゆる「あいりん地区」で飲んできた。
台風直撃後だったので、それほど通りに人は多くなかったが、それでもホルモン焼き屋や中国人のカラオケ店は常連と思われる客がそれなりに入っていた。
慣れてしまえば何てことはない。酔ったおじさんがふらふらとあてもなく歩いているくらいで、治安の悪い印象は受けない。
むしろ、味のある食事処で常連さんが飲み食いする様子は、懐かしさすら覚える。
私も人懐っこい店主と地元の方のいる店に長居して、楽しませてもらった。
地元の人によると、西成も大きく変わってきているという。
昔よりも安全で(ただし、ひったくりや強盗のような軽犯罪?はあるという)、若者でも飲みに来る人が増えた。
日雇い労働者やホームレスに突然カメラを向け、トラブルを起こす若者もいるとか。
youtubeでも、西成の映像が増えているけれど、最低限のマナーは守らないとね。
『ちびまる子ちゃん』
さくらももこさんの代表作、『ちびまる子ちゃん』を観返している。いまだ何話見ても見飽きない。
アラブ諸国の青年男性に聞くと、人気のアニメはキャプテン翼やロボット系が挙がることが多かったが、青年女性はというと、まるちゃん人気が高かった。
宗教的に下ネタギャグは受け付けられないし(クレヨンしんちゃん)、昭和の日本像を見せられても、あまりピンとこない(サザエさん)。ドラえもんは青年期に観るものとしては少々物足りない。
そこで、ウィットに富んだまるちゃん人気である。
天の声ならぬ、突っ込みがどこからともなく聞こえ、シュールである。これはドラえもんにない、青少年にも愛される一つの理由だろう。
日常の出来事を愛情をもって描かれている『ちびまる子ちゃん』。
さくらももこさんは乳がんで亡くなられたが、その作品は日本だけでなく、世界中でこれからも愛され続けるはずだ。
【私の偏見漫画批評】
クレヨンしんちゃん:大人受けするギャグ。時にマセすぎ。
サザエさん:昭和の日本の家族像。原作が4コマ漫画らしい、突拍子のないことは起こりずらい展開。
ドラえもん:未来の発明品への関心と、個性ある登場人物ゆえに愛される漫画。
大人の遠足(青春18きっぷ)
人生初!青春18きっぷで遠出しました。
1週間かけて関東から出発し、関西、四国まで旅することに。
下車のタイミングも自由、降りた駅で美味しいものも食べられて…、そんな大人の遠足を夢見ていました。
が、実際は長時間座りっぱなしの状態に疲労困憊。
本を読もうとしても、つい携帯電話をいじってしまったり、細々とした乗り換えのタイミングが気になったり。
次回からは、これまで通り飛行機や新幹線を使って、旅を楽しもうと思います。苦笑
保坂正康『昭和の怪物 七つの謎』を読んで
どこかの新聞評を読んで、読んでみたいと思った一冊。
昭和の歴史に足跡を残した個人の姿を、関係者へのインタビューを中心に浮かび上がらせる。
7つの章から構成されており、どの章から読んでもよい。
7つの章をすべて読むと、昭和という時代の雰囲気に触れることができる。
なお、著者は在野の研究を標榜しており、本作は歴史の資料研究とは一線を画する。それ故の面白さがある。
今更ながら『鋼の錬金術師』
またまたNetflixで、今更ながら『鋼の錬金術師』を観た。
かねてから、周囲で好評だったハガレン。
長編アニメということもあり、視聴時間を考えると触手が伸びなかったが、この度重い腰を上げての鑑賞。
少年ジャンプの漫画がより洗練された感じ。
成人している身としては、「勇気」やら「情熱」やら、多少くどく思うシーンもあるが、それを上回る独自の世界観と展開で、最後まで興味を切らさずに観ることができた。
アニメ以上にはまったのが、福原美穂の歌うエンディング曲の『LET IT OUT』。
歌唱力があっても、良曲に恵まれず、メジャーになれなかった印象の彼女だが、こんなキャッチーな曲も歌っていたとは。
気になって彼女のオフィシャルウェブページを調べると、2018年4月でファンクラブ運用休止の文字が。
海外に活動拠点を移すことが、その理由らしい。
http://fukuharamiho.com/info/566/
デビュー当時から海外思考強かったもんな…。
さらなるご活躍を期待しています!
【参考】
『自己肯定感、持っていますか? あなたの世界をがらりと変える、たったひとつの方法』
水島広子著、掲題の著作を読む。
水島広子さんって、皇族とも縁戚関係にあったり、自身も国会議員を務めたり、華やかなのね。。
そんな著者の経歴もあいまって、元来、自己啓発やら、心理学のつまみ食い書籍は好まないが、手に取ってみた本書。
コンパクトながら、よくまとまっています。
特徴として、自己肯定感を高める方法として、他者への肯定感を持つことで、自身の肯定感につなげることを提唱しています。
これは非常に実践しやすく、肯定感の高まりを感じやすい。
悩んでいる人がまず手に取ってみるには良い書かも。
書店では、川野泰周『人生がうまくいく人の自己肯定感』も横に並べてあったので、ついで買い。
追って両書を比較してみようと思います。