保坂正康『昭和の怪物 七つの謎』を読んで

どこかの新聞評を読んで、読んでみたいと思った一冊。

 

昭和の歴史に足跡を残した個人の姿を、関係者へのインタビューを中心に浮かび上がらせる。

 

7つの章から構成されており、どの章から読んでもよい。

7つの章をすべて読むと、昭和という時代の雰囲気に触れることができる。

 

なお、著者は在野の研究を標榜しており、本作は歴史の資料研究とは一線を画する。それ故の面白さがある。