自民党総裁選
自民党総裁選がありました。
安倍さんが勝利したのは、誰もが知るところ。
公開討論会をみて、思ったことを書き記す。
経済政策について。
アベノミクスの正しさは、わからない。
これ、恐らく、時がある程度経ってからでないと、評価できない。
短期的な統計だけでは、アベノミクスによる影響・成果は測れず、歴史の評価を待つしかない。
しかし、何らかの経済政策は必要なわけで、安倍さん(と日銀)は、思いきった政策を打ち上げたと思う。
※繰り返しになるが、その結果の良し悪しは、短期的に評価できない。
一方、石破さんの経済政策の目玉は、地方創生と中小企業振興。
アベノミクスに比べ、弱い…。
地方創生も中小企業振興も、これまでアベノミクスの細目として実施されており、何ら新しくない。
これは、現状で取りうる政策の選択肢が、限られているためだろう。
野党が政権をとっても、アベノミクス以上の政策を実施できるとは思えない。
したがって、経済政策では差異がなく、大きな議論にはならない。
※財政再建と増税を除く。脱線するが、本当に10月には増税するのだろうか。財政の健全化は待ったなしなのに、安倍さん、引き延ばしてるからな…。
やはり、最大の焦点は改憲。
安倍さんが総裁となった今、今後どのような手段、日程で、その実現に邁進するのか、注目しています。