『ちびまる子ちゃん』

さくらももこさんの代表作、『ちびまる子ちゃん』を観返している。いまだ何話見ても見飽きない。

 

アラブ諸国の青年男性に聞くと、人気のアニメはキャプテン翼やロボット系が挙がることが多かったが、青年女性はというと、まるちゃん人気が高かった。

 

宗教的に下ネタギャグは受け付けられないし(クレヨンしんちゃん)、昭和の日本像を見せられても、あまりピンとこない(サザエさん)。ドラえもんは青年期に観るものとしては少々物足りない。

 

そこで、ウィットに富んだまるちゃん人気である。

 

天の声ならぬ、突っ込みがどこからともなく聞こえ、シュールである。これはドラえもんにない、青少年にも愛される一つの理由だろう。

 

日常の出来事を愛情をもって描かれている『ちびまる子ちゃん』。

 

さくらももこさんは乳がんで亡くなられたが、その作品は日本だけでなく、世界中でこれからも愛され続けるはずだ。

 

【私の偏見漫画批評】

クレヨンしんちゃん:大人受けするギャグ。時にマセすぎ。

サザエさん:昭和の日本の家族像。原作が4コマ漫画らしい、突拍子のないことは起こりずらい展開。

ドラえもん:未来の発明品への関心と、個性ある登場人物ゆえに愛される漫画。