『君たちはどう生きるか』

話題の本、漫画化されて、ベストセラーになったとか。

気になっていたので、岩波文庫版を読んでみた。

 

地深く根をはった水仙を植え替える場面では、高見順の「われは草なり」を思い出した。

 

おじさん・おばさんと呼ばれる年齢になって読んでも、胸を打たれる。

青年期に読めば、それはそれで違う印象を受けたかもしれない。

幼児のいる親にも薦めたい一冊。

 

あとがきはあの丸山真男

 

本日は終戦記念日

歴史を振り返りつつ、私はどう生きるのか、真摯に考えてみたい。